おはようございます。まいんどーです。
このブログ今回で50本目になりました。今回の本の著者樺沢先生によると、ブログは100記事投稿しないとまったく意味がないとのことなので、まだまだがんばるつもりです。
ネタがないとか取り上げるジャンルはこれでいいのかとか悩みはいろいろありますが、単純に物を書くのは好きなので、続けていけそうな気はします。よろしくお願いします。
というわけで今回は、
樺沢紫苑著「学びを結果に変える アウトプット大全」(サンクチュアリ出版)
です。
【どういう本か】
精神科医・作家の樺沢紫苑が、人生を変えるためのアウトプットの方法を80項目に渡って指南する。
目の前の現実を変えたいなら、どんどん話そう、書こう、行動しよう。(19p)
と書かれているように、いくら勉強(インプット)しても、それが行動につながらない限り何も変わらないと著者は言い切ります。
確かに、日頃もっと成功したい、自分に自信を持ちたいと思って本を読んで勉強したり名言集などを読んで「うむ、まったくもってその通り!ていうかおれ知ってた」と思っても、現実は何も変わってないんですよね。
何しろ80項目(+α)におよぶ大ボリュームのため、僕が個人的にためになったと思う部分を中心に書こうと思います。
【3つのおすすめポイント】
① ほとんどの人がインプット過剰である
多くの人は、「インプット過剰/アウトプット不足」に陥っており、それこそが「勉強しているのに成長しない」最大の原因ともいえます。インプットとアウトプットの黄金比は、3対7。インプット時間に2倍近くをアウトプットに費やすよう意識しましょう。(29p 「アウトプットの基本法則3」より)
通常は大学生でも社会人でも勉強時間はインプット7:アウトプット3の割合になっているようです。でも上記のようにアウトプットに時間を費やした方が結果が出やすいというのです。勉強してもどれくらい身についたかはテストなりなんなり受けてみないとわからないってこともありますよね。
スポーツに例えるなら、基礎練習をいくらやっていても試合をやってみないと実力がついたかどうかはわからないといったところでしょうか。
② 1冊のノートに全てを書く
1冊のノートにすべての記録を時系列順に書いておくと、何年の何月頃とだいたいの時期を思い出すだけで、あっという間にそのページを開くことができます。圧倒的に、復習しやすく、見返しやすいのです。(150p 「ノートをとる」より)
これは目からウロコでした。僕も何冊か用途別のノートに書き散らしたあげく、何をどこに書いたかわからなくなったり、書いているうちにそのノートのジャンルが曖昧になってきたりして困ったりするんですよね。突き詰めるとそれは大きな手帳のようなものになる気がしますが、まず1冊のノートにすべてを書いて、本当に一つのジャンルだけのノートを作る必要があったら書き写す方がいいのかもしれません。
③ とにかく完成させる
私は、「30点を目指して」原稿を書き始めます。「30点とは、さすがに意識低すぎだろう」とツッコミが入りそうですが、これはまぎれもない事実です。(216p 「完成させる」より)
著者は一度30点で完成させた後、「直し」「ブラッシュアップ」で100点まで持っていくというのです。
そうなんです。完成しない原稿とかいっぱいあります。やりかけで終わることも数知れずです。でもいったん完成させると、良くない部分がはっきり見えてきてどこを直したらいいか判断がつく、ということなのでしょう。
とにかく完成させて全体像を見る、それから手直しする。ブログを書く上でも参考になる考えでした。
【ろがるポイント!】
人に相談することで、対処法が示される。あるいは、自分で順序立てて話すことで頭の中が整理され、自分で対処法や方向性が見えてくる。(77p 「相談する」より)
僕はなかなか人に相談できないタイプなので、これは刺さりました。自分の頭でいくら考えても、結論はこれしかないと思っても、自分の視点からは逃れられないんですよね。
人から何か言われて初めて、そんなこと考えたこともなかった、ということも多いのです。そして人に話すことによって、相手から答えをもらうまでもなく、そうだこれしかないと気づくこともあります。
ちょっと恥ずかしいから話さないというのはもったいないことをしているのかも知れません。
【まとめ】
これを読んだらあとはやるだけ(アウトプットするだけ)という気分になりました。ああいうこともしたい、こういうこともしたいと日頃思っているだけでやってないことってすごく多いんですよね。
そしてやってみると大したことなかった、あるいはすぐ結果がわかってもう考える必要なくなった、ということも意外と多いものです。なるべく早くアウトプットする、が最強の時短術かもしれませんね。