8.柿の木の下で

おはようございます。まいんどーです。

僕はもともとはあまり植物に興味がなく、例えば菜の花やチューリップが一面に咲いていてもそれほど感動しないほうでした。例外的に桜だけは見るのが好きでしたが。

中古住宅を買った時、その小さい庭に柿の木があったのです。隣りにある松の木とともに一階の窓の目隠しになってくれていました。

この柿は「百目柿」というやつで、よく売られている富有柿などと比べると実が固く、甘味もさほどない方です(不完全甘柿というらしい)。それでも特に世話をしなくても実をつけてくれるので、秋になると取って食べています。ただ正直ハシゴに登り高枝切りバサミなどで収穫するのもなかなか骨が折れるし、当然葉っぱも落ちますから掃除も面倒です。

でもいいこともありました。

・さほど甘くないとはいえ人にあげると喜ばれる(むしろこの固さが気に入ったという人もいる)

・近所の人との会話のネタになる

・親に会いに行くきっかけになる。毎年「もう柿はなったか」と聞かれるようになった。

「世話はしていない」と先ほど書きましたが、去年とうとう虫がついてしまいました。来年は防虫剤を散布してやろうと思っています。

この柿のおかげか、最近植物に興味が湧いてきました。以前借りている駐車場に不思議な形のかわいい雑草が生えていたので写真を取り、某知恵袋で質問したところ、「それはトウダイグサだよ」と教えてもらいました。毒草らしいですね。

ではまた来週。