10.慣れ親しんだ味

おはようございます。まいんどーです。

僕は長野県出身ですが、先日郷土食の「おやき」について、あんまり好きじゃないよね、と家族に指摘されました。いや、特に好きでも嫌いでもなく、出されれば普通に食べるのですが。

長野県以外の方のためにおやきとは何かをご説明しますと、簡単に言えば小麦粉の生地で具を包んで、蒸したり焼いたりしたものです。具は野沢菜、切り干し大根、あんこなどいろいろあります。
その時話したのは、長野県はおやきをはじめとして小麦粉やそば粉など粉を使う食べ物が主流だということ。そばなどは本当に大好きな食べ物ですが、言われてみると自分の味の好みのベースは新潟県にあるのかもしれないな、と思いました。

というのも、僕は小学校時代を家庭の事情で新潟県で過ごしたからです。新潟県というのは御存知の通り米どころで、米を使ったお菓子や日本酒が名産品ですよね。新潟に行くとやっぱり笹団子などははずせません。なので僕は小麦粉よりは米、餅なのかなあと思いました。他にも新潟の味といえば棒だらとかエゴとかも懐かしいですね。

そしてもう一つ、学生時代に過ごした福島県の味も慣れ親しんだ味の一つです。先日東京に出かけた時は、わざわざ事前にリサーチして八重洲の福島観光交流館に行ってお土産を買ったり、秋葉原のミルクスタンドで地元で親しまれている酪王カフェオレを買って飲んだりしました。やっぱりうまい。

こういう懐かしいと思える味がいくつもあるのはなんか幸せだなあと感じます。また、そういう味目当てに出かけるきっかけも増えるのもいいと思いました。

ではまた来週。